引っ越しの時大きなソファーをどうする?3つの方法を解説!
重くて持ちにくい大きめのソファーを引っ越しで運ぶには人数や技が必要です。引っ越しでソファーを2階に運びたい場合にはどうしたらいいのでしょう?
引越し業者に人力で運んでもらう、クレーン車で吊り上げてもらう、または処分してしまうといった3つの方法があります。また、それぞれ費用はどのくらいかかるのか情報をまとめましたので参考にしてください。
3人掛けソファーを2階に運ぶ方法は2つ
リビングが必ずしも1階にあるとは限りません。一般住宅でも1階はお風呂や物置スペース、車庫などが主で、2階をリビングとして活用しているパターンも多く見かけます。また、2世帯住宅の場合も同じです。
1階がおじいちゃんおばあちゃんの住居スペースで2階は息子世帯が住んでいるため2階に大きなソファーを置きたいという例もあるでしょう。そんな場合どうしたら良いのでしょう。方法は2つしかありません。
1.階段から上げる
2.窓からクレーンで吊り上げる
ただし、クレーンで吊り上げる場合、必ずしも実行できるとは限りません。クレーンで吊り上げる場合、どの窓から上げるかがポイントです。窓の大きさが十分にあり、窓の近くにブロック塀や大きな木がなく、クレーン車が近づけないと難しいためです。
そのため、クレーン車でソファーを吊り上げたいとなると、必ず引っ越し業者さんなどに現場を下見に来てもらい判断をしてもらわないとなりません。
クレーン車の手配をする場合、引っ越し業者により金額が違います。
自社クレーン車を持っている場合とレンタルでクレーン車を手配する場合の条件や、人数の関係上、金額設定にバラツキが生じるためです。
少しでも安く済ませたいとお考えの方は、複数の引っ越し業者から見積もり依頼をしてどの引っ越し業者に依頼するのか判断しましょう。
ソファ一の吊り上げを電話だけのやり取りで済ませようとする引っ越し業者の場合、トラブルを招く可能性があります。現場を確認してくれる業者に依頼することをおすすめいたします。
ソファーの引っ越しの相場はいくら?
人力で階段から上げる場合
業者にもよりますが、作業員が2名の場合の料金相場は次の通りです。
1人掛けソファー | 6,000円~7,000円 |
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2人掛けソファー | 8,000円~9,000円 |
3人掛けソファー | 10,000円~ |
ソファー単品だけとほかの家具も一緒に引っ越し依頼をした場合は、一式の引っ越し作業の相場に含まれるためソファー1個に対していくらという計算はしませんので、もっとお安く運んでいただけると考えても良いでしょう。
また大手引っ越し業者と個人でおこなっている引っ越し業者とでは料金に開きがあり、一概に費用が定められているわけではないため、見積もり依頼をして判断しても良いでしょう。
クレーン車で吊り上げる場合
2人掛けまでのソファーであれば2階にあげる場合、玄関から入れて廊下を通り、階段から運び入れる場合が多いですが階段の形状や踊り場の天井の高さの条件で難しい場合や3人掛けの大きなソファーの場合、廊下を曲がるだけでも難しいが場合があります。
その場合はクレーンでの吊り上げの方法しかありません。ソファーをクレーンで吊り上げる場合の引っ越し費用は次の通りです。
2階へ吊り上げ | 20,000円~45,000円 |
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3階へ吊り上げ | 25,000円~50,000円 |
4階へ吊り上げ | 30,000円~55,000円 |
クレーン車で窓からソファーを入れる場合、最低でも引っ越し作業員が3名必要です。クレーン車を操作する作業員が1名と2階でソファーを受け取る作業員が2名必要だからです。
ソファー1点だけの引っ越しとなると人件費や手間賃などが割高で請求される場合があります。また交渉次第で金額が変わる場合のあるため、詳しくは引っ越し業者に確認をしてみましょう。
また、移動距離によって価格が変動する場合もあります。
少しでも費用を安くしたいと考えるのなら、引っ越し業者が忙しい時期ではなく暇な時期に依頼するという方法もおすすめです。その場合、引っ越し費用が割引になる場合もあります。
クレーンで吊り上げる場合の条件5つ
クレーン車は非常に大きな車両です。クレーンでソファーを吊り上げ窓に横付けして入れるのですから、当然その間に障害物があっては困ります。クレーン車でソファーを吊り上げる場合の条件は次の5つです。
1.窓近辺にクレーン車をとめるスペースがある
2.吊り上げた場合、塀や樹木が邪魔にならない
3.吊上げた場合、ソファーが吊り上げたときに耐えられる強度がある
4.窓枠がソファーより大きい
5.ベランダがある場合、強度の問題が十分である
いざ引っ越しというときに下見をしていないと無理な場合もあるため、電話見積もりで済ませないようするのも大切です。インターネットの見積もりサイトを利用し多くの引っ越し業者の価格を比較し業者を選ばれても良いでしょう。
一括見積もりのサービスは引っ越し業者に価格の見積もりのために電話で確認する作業時間の手間を省けます。忙しい方に人気のある方法です。
「ソファーを処分したい」場合の方法は3つ
ソファーを処分する方法は次の3つです。
1.粗大ごみに出す
2.リサイクル業者に引き取ってもらう
3.知人にあげる
粗大ごみは地域の自治体によって費用が異なります。また日にちが限られているケースもあるため、自治体の窓口に相談してみましょう。
一番簡単なケースは地元にあるリサイクルショップに引き取りの依頼をする方法です。ソファーなどの大型の家具は自社のトラックで引き取りに来てくれる場合が多く、手間が省けるためおすすめの方法です。
ただし、リサイクルショップでの処分をする場合、運送費がかかるため、査定をしてもらってもお値段があまりつかないケースがあるようです。
処分する場合は費用がかかるため、費用が掛からないと考えるのなら良いかもしれませんね。
また知人でソファーが欲しいという方がいるのであれば処分費用を考えなくても良いため譲り受けても良いですね。最適な方法でいらないソファーを処分しましょう。
「ソファーの処分」は条件で費用がまったく違うのは本当?
ソファーを処分する場合、玄関で引き取る場合と、2階にあるものを処分してほしいという場合では、人件費やクレーンの手配の違いにより、費用が異なります。
- 玄関の外まで自力で運んだソファーを処分
- 窓の近くに運んだソファーを処分
- 2階や3階にあるソファーを階段から降ろしてもらい処分
- 2階や3階にあるソファーをクレーンで窓から吊り下げて降ろし処分
- トラックの荷台にご依頼者運んで処分
このように、ソファーは大型家具のため処分費用のほかに人件費やクレーンを手配する費用が加算されます。安く費用を押さえたい方は人手を確保し、玄関まで運ぶ、またはトラックの荷台にあげる作業も自分でおこなうと経費をおさえられる場合があります。
ソファーの引っ越しは運ぶのも大変ですが処分も大変ですね。引っ越しはソファーに限らず大型の家具をたくさん運ぶ手配も必要です。
ぜひあなたのソファーの引っ越しや処分の費用を節約できる方法を見つけ出してスムーズに引っ越しや処分ができる方法を探してくださいね。