電気料金を二重払いした時の対処法や注意点を詳しく解説

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電気料金を二重払いした時の対処法や注意点を詳しく解説

なぜ二重払いをしてしまうのか?

“二重払い

それではどのような場合に電気料金の二重払いをしてしまうのでしょうか?

支払期限が過ぎて再度請求された場合

まず電気料金の支払いを振込用紙での支払いにしていると、その月の請求は振込用紙で来ます。
これをコンビニや銀行に持っていって、用紙と一緒に支払いを行います。
しかし、多くの電気会社では支払期限が1ヶ月を過ぎると、再度料金の支払い請求がされ、もう一度新しい振込用紙が送られてきます。
このときに前の請求用紙ですでに支払っていることを忘れていたりすると、また再度新しい請求書で支払う場合があり、これにより二重払いをしてしまいます。

多くの場合は、振込用紙での支払いにしている時に、このように二重払いをしてしまうことが多いです。
残念ながらコンビニでも郵便局でも銀行でも、振込用紙を持っていけば、たとえ二重払いになるときでも支払いのエラーは起きず、そのまま支払いが処理されてしまいます。

管理会社と自分で支払う場合

これは賃貸物件を借りる人の場合は少ないかと思いますが、賃貸物件のオーナーである場合に起きることが多いです。
まず管理会社でその物件の電気料金を、オーナーの家賃収入から差し引いて支払われます。

そしてオーナー自身には電気会社から直接請求がいき、オーナーの方でも料金を支払います。
このような形で二重払いが行われてしまいます。
このケースでは管理会社とオーナーとの間で、公共料金の支払い手続きの変更が上手くいっていないために引き起こるケースです。

二重払いしたときの余分なお金はどうなるか?

“余分なお金

電気料金を二重払いしたときは、そのお金は基本的に返金されることはありません。
そうなると余計に支払ってしまった分は損となってしまうのか?と思うかもしれませんが、それは安心して下さい、大丈夫です。

二重払いしたときは、その余計に支払ったお金は、電気会社では次の月の電気料金に割り当てられることになります。
そして次月の電気料金に二重払いした金額を充填しても足りない場合は、残りの金額を請求されることになります。
また二重払いした時は、電話や書面で二重払いしてしまった旨の連絡と、次月の電気料金に充填すると言う旨の連絡がくるでしょう。

そして、かならず、その連絡を確認しておくことが大切です。

もしも二重払いしてしまい、重複した分の金額はどうなるのか心配な方は、まずは契約している電気会社に電話して確認することです。
契約している電気会社のお客様センターやサポートセンターなどがありますので、そこに連絡してみましょう。

二重払いし続けるケース

“二重払いし続ける

これは稀なケースだと思いますが、電気料金を二重払いし続けることがあります。
それは引越しをする時に起こることがあり、特に電気料金の支払いを口座引き落としにしていると起きやすいです。
まず引越し前の家の電気料金の支払いを、毎月口座引き落として自動的に支払われるようにします。

そしてある時引越しして、別の住居に住みます。
そしてそこでもまた新しく電気料金を、口座引き落としかクレジットカードや振込用紙など、何らかの形で支払いを行っていきます。
このときに、引越し前の住居での電気の契約の解除を忘れてしまいますと、そこに住む人がいなくても、そのまま基本料金だけ毎月口座から引き落とされます。

それに気づいていないと、引越し先の住居での電気料金も支払うこととなり、特殊なケースの二重払いとなるのです。
実際にこのようなケースになった方はたくさんいらっしゃり、引越し前の住居の基本料金が安かったので、引き落としに気づかなかったケースもあります。

残念ながら、この場合に二重払いは、電気料金の返金や次月への充当などは行われず、損をしているだけになります。
もしも引越しを行うなら、必ず引越し前の住所の電気契約を解除しておきましょう。

二重払いを防ぐには

“二重払い防止

電気料金は二重払いしても、余分に払った金額は、次月へと充当されますので、余分な支払い分が不当に徴収されるということはありません。
しかし、二重払いをすると何月分を支払ったのか、何月分を支払えば良いのかということが曖昧になるので、もちろん二重払いはしない方がよいのは間違いありません。
二重払いを防ぐなら以下のような方法があります。

振込用紙の領収書を保管しておく

振込用紙で支払いを行うと、必ず支払いの控えがもらえます。
それは金融機関やコンビニの判が押してあり、支払ったという証明になります。
そのために、必ずこのような控えや領収書は、なくさずに保管しておき、見やすい場所で保管して、いつでも確認できるようにしておくと二重払いを防げます。

このように領収書を保管しておくのも良いですが、または電気料金の支払い明細を記載しておくのも良いでしょう。
家計簿を付けているなら、そこに電気料金分の項目を作るのも良いかと思います。

口座引き落としにする

支払い方法を口座引き落としにすると、確実に毎月口座から電気料金を引き落とされるので、二重に引き落とされることがありません。
料金の支払い方法の変更は、申込用紙での変更が必要となりますので、まずは契約している電気会社に電話して、問い合わせてみると良いでしょう。

口座引き落としへの変更は、申し込みをしてからおよそ2ヶ月ぐらいの期間が必要です。
ただし口座引き落としにしても、その口座に料金分のお金が入金されていないと、引き落としされず書面での請求が来ますので、二重払いしてしまう可能性があります。
どのような料金の支払いにしても、もしも二重払いをしてしまったときは、その時点で支払いがエラーになったり二重払いになっていると教えてくれるようなことはありません。

そのためには、自分で電気料金の支払いを日頃から管理しなければなりません。
心配な方は、口座引き落としにする事で管理も心配も必要なくなるのでオススメの方法です。