ハムスターを冬場に弱らせない防寒対策とは?

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ハムスターを冬場に弱らせない防寒対策とは?

ハムスターは、寒がりです。
冬場の寒い時などは、防寒対策をしてあげないと弱ってしまいます。
最悪の場合、死んでしまう場合もあります。
防寒対策と言えば暖房を使用することですが、最近は電気代も高いですよね、、、。
効果的なハムスターの防寒対策をご紹介します。

ハムスターには寒さに強い種類がいる

一般的にドワーフのほうがゴールデンよりも寒さには強いですが例外もあります。
ハムスターによって、種類は別に寒さに強い子と弱い子がいます。

ドワーフとはハムスターの小型タイプを指す総称です。
ドワーフに該当するハムスターはジャンガリアン、キャンベル、ロボロフスキー、チャイニーズです。

ジャンガリアンは、秋になり気温が低下しだすと夏毛から冬毛に変化します
ゴールデンの室内温度は20度~35度が適温です。
ドワーフは、寒さには強いですが暑さには弱いです。
急激な温度変化に弱いので室内の移動には注意をします。

飼い主の在住地域や住まいにより変わってくる

“住まいの環境”

北海道と沖縄では室温が違います。その他にも戸建て、マンション、家族構成、ハムスターを飼う場所により温度は変わってきます。
まずは「自宅に適した防寒対策が必要」という点を認識しなければなりません。

ハムスターの防寒対策はいつから始める?

地域差がありますが、寒い地域では9月末から準備します。
11月にはどの地域でも防寒対策を行っています
温度の目安は15度です。
ハムスターの動きが鈍くなってきたら防寒対策が必要です。
半冬眠状態陥ると身体が硬直してきます。
身体に触れて冷たい場合は動きが戻るまで暖めてあげます。

気温差がない環境が重要

ケージの中と外の温度には差がないように注意します。
天気の良い時など室内に日差しが差し込んで来ると室内の気温が急激に上昇することがあります。
気温差があるとショックで倒れることがあります。
特に散歩の時には注意が必要です。

室内温度別の防寒対策

室内が20度程度

  • ケージの周囲やケージの下をバスタオルで覆う
  • 厚手のタオルをケージの上に敷く※空気穴を作っておく
  • 床材を多めに入れる

室内が15度程度

  • ペット用ヒーターをゲージの下に敷くなど防寒対策を行う

室内が10度以下

  • エアコンを使用する
  • 電気毛布をケージの上から被せる※空気穴を作っておく

雪や氷が張るような寒さ

電気毛布だけでなく厚手のタオルなどをケージの上から被せる※空気穴を作っておく

保温と防寒の重要性

気温が15度程度なら巣箱の底が冷えないように暖房は使用せず毛布、タオルで巣箱をくるんで外気をシャットアウトすることが大切です。
しかし、常に室内の気温が15度以下になっている場合は、暖房器具が必要になってきます。

地下型巣箱のメリット

地下型巣箱は冬場の寒さの影響をうけにくくなっています。
ハムスターにとっては、冬を安全に過ごすことができる環境と言えます。

ハムスターは冬と夏では寝床が違います。

寒い冬場は防寒効果のある床材で暖かい寝床を作ります。
紅葉の季節になるとハムスターは本能的に冬場の寝床作りを始めます。

そのため、秋には暖かい床材を巣穴の外に置いておくことが大切です。
エアコンの温度設定が高いと巣箱で生活しなくなることがあります。
これは、暑すぎることが原因です。
20度を超えているときは温度設定が高過ぎるので、それ以上上がらないように温度管理を行います。

段ボール効果

網型のケージの場合は、段ボールで周囲を覆うだけで保温効果が高まります。

床材は多めに

冬場は夏の3倍~4倍の量をケージに入れることで防寒対策になります。

電気毛布は電磁波カットのタイプを

通常の電気毛布は電磁波があります。
電磁波の人体への影響を気にする方は、電磁波カットの電気毛布がおススメです。

エアコンがハムスターには最強?!

エアコンは、室内全体的を暖めることができます。
使用するのであれば温度設定は、24度~26度の間に設定します。
1年中を通じてこの温度を保つことが大切です。

特に何もしなくても適温を維持できる点がメリットです。

エアコン以外に効果があるのは?

ペット用ヒーター

価格が安く、2000円位で購入可能です。
電気代は1ケ月約数十円と経済的です。

使用方法は、ゲージの下に温度設定をしてから設置します。
使用している間に温度が高くなり過ぎることがあります。
ペット用ヒーターは、温度調節できるタイプがベストです。
放熱を避ける為に床に直置きせずタオルなどを敷いて利用することで温度を下げることなく使用できます。

暖突

天井に設置して上部から強力なヒーターを下に向けて放熱します。電気代は保温球の約1/3程度です。

空中サーモスタット

値段は高めです。
暖房器具を空中サーモスタットにつなぐことでケージ内の温度管理が簡単になります。

電源タイマー

24時間を15分単位で時間設定できます。
連日、電気を入れっぱなしでもタイマーが自動でオンとオフを行ってくれます。

遠赤外線ハムちゃんのドームヒーター

ハムスター用のドーム状のヒーターです。
温度の低温部分と高温部分がありハムスターが移動できるようになっています。
電気代は、0.1円/h。

ピタリ適温プラス

ケージの下に敷いて使用します。
表面温度は42度+-5度前後です。
センサーが外気温を認識して表面温度を自動調節してくれます。
セーフティー機能により温度の上がり過ぎを予防します。
電気代は1ケ月つけたままで100円程です。
水槽内が高温で曇る時は間にタオルなどを挟みケージの温度調節を行います。

電気毛布

電気毛布を使用する場合は、ケージを全部覆わずに半分位に留めておきます。
これはハムスターが熱いと感じた時に移動できるようにしておくためです。

ペットボトルで湯たんぽを作る

長時間の使用には温度が時間の経過と共に下がってしまうので向きません。
あくまでも、短時間使用する時に使用します。
ペットボトルは、ケージの中に入れても上に置いても構いません。設置後は毛布を上から被せます(息ができるように少し空けておく)

使い捨てカイロ

かじられないようにケースに入れて使用しますが、毎日使用するとかなりコストがかあkります。又、かじられる可能性があります。

温度計は必ず設置する

“温度計”

ハムスターは、温度が5度~10度になると冬眠状態になる確率が高くなります。
そのまま放置しておくと死に至ることも。
ハムスターを飼うのであれば、温度計の設置は必須です 室温は20度よりも下がらように管理します 湿度は40~60%が理想です 年を取っている(1歳半以上)と寒さにはとても弱いので温度計を必ずゲージの近くに置いておきます。

冬場に適したゲージ

冬は、通気性の良い金網型はやめましょう。
おススメは、適温に保てる水槽、プラケース、衣装ケースなどがベストです。

理想の巣箱

コンパクトなサイズ 出入り口の入口が小さい  出入りが1つのタイプがおススメです。

高い所は温度が高い

暖かい空気は上に集まります  冬場は、できるだけ高い位置にケージを置きましょう
床に直に置くことは、足音の振動がハムスターのストレスにつながります。
温度も低くなるのでやめましょう。

床材選びは慎重に

ティッシュペーパーやトイレットペーパーや綿は、ハムスターが食べてしまうと腸閉塞などで死ぬことがあります。

おススメは、保温効果の高いウッドチップ、キッチンペーパー、新聞紙を細かくしたものなどです。
但しウッドチップはハムスターにアレルギーがあると使用できません。

足音などの振動が気になる場合は、コルク材を敷くと効果があります。
冬場は、多めに入れてあげると防寒対策になります。

ケージを覆い防寒対策

暖房器具を使用しなくても毛布、段ボール、新聞紙などでケージの周囲を覆うと保温効果あります。
注意する点は完全に覆ったり囲まないことです。
ハムスターが明かるさで時間が認識できるように隙間を作っておきます。全部覆うと呼吸がしづらくなるので注意が必要です。

餌で防寒対策

寒いとどうしてもハムスターが食欲不振になります。
体温をキープする為には種子類チーズゆで卵の白身小動物用のミルク、ヨーグルトなどカロリーの高い食べ物をを与えます。

まとめ

ハムスターの防寒には若干ではありますが電気代がかさんでしまいます。
タイナビスイッチでは電気料金プラン比較を行う事が出来ますので、少しでもお得なプランを探してみる事をおすすめします。